2007年8月30日木曜日

北見の断水「市の対応やむを得ず」 企業局報告書 諮問機関と隔たり

【北見】六月下旬に起きた北見市の大規模断水の原因について、水道事業を管轄する同市企業局は二十九日、「市の対応はやむを得なかった」とする報告書をまとめた。北見工大研究者でつくる神田孝次市長の諮問機関は、先に浄水場の対応ミスが原因とする報告書をまとめており、結論の異なる二つの報告が混乱を招くのは必至だ。  諮問機関は八月上旬、断水とそれが長引いた原因について「大雨で異常に濁った川の水を浄水場に導水した結果、処理に破たんを来した」と指摘。自然災害との見解は「間違い」とした。  これに対し、企業局の報告書は「高濁度の水が浄水場内に流入し、処理能力を超えた」と総括。すぐに取水停止しなかったのは「やむを得ないこと」とし、管理上のミスなどを示す記述はない。  市は二つの報告書の位置づけについて「諮問機関は技術面を、企業局は職員の業務内容を検証したもので、同列の扱い」としている。  市議会断水事故問題調査特別委員会は三十日から、二つの報告書について議論する。市が断水を人災と認識するかは、市内の病院などから求められている損害賠償への対応もからんで注目されている。(北海道新聞 引用)

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