2007年9月7日金曜日

「イオル」再生事業 来年度から白老は「教育型」推進 子ども対象に体験交流

【白老】白老で先行実施されているアイヌ民族の伝統的生活空間「イオル」再生事業が○八年度から「教育型」として推進されることが四日、明らかになった。アイヌ民族の文化についての伝承者育成や体験交流、情報の受発信などが柱。子どもたちを対象にした体験事業を行うことで、アイヌ民族への理解を深め、差別を解消していくねらいもある。  町議会で大渕紀夫氏の一般質問に町が答えた。具体的な内容はまだ決まっていないが、森や海を利用した植栽や漁などが行われる見込み。  本年度のイオル事業でも、十月上旬に小学生を対象にしたアイヌ民族とサケとのかかわりを学ぶ体験事業を行うほか、十一月からはアイヌ民族博物館に委託して、文化や歴史を詳細に学ぶ人材育成講座が実施される。講座では、講義のほか、自然素材採取などの実技も盛り込まれる。  教育型の実施に伴い、教育や人材育成の場となり、自然素材の倉庫を兼ねる交流センターも設置される見通しで、候補地には、アイヌ民族博物館に隣接する商業施設「ミンタラ」を改修するか、これを撤去した跡地が有力視されている。  ミンタラは過去にイオル再生事業の活動拠点として名が挙がっていたが、耐震強度不足などから一度は利用を断念した経緯がある。飴谷長蔵町長は同日、「ミンタラとポロト湖畔のSLはできれば撤去したい」と述べており、今後の動きが注目される。  ○八年度からは平取町でもイオル再生事業が着手される。同町の事業は「活動型」と位置づけられ、植栽などが進められる予定(北海道新聞 引用)

0 件のコメント: