2007年9月8日土曜日

レーザーで作物の位置読み取り 除草機制御に新装置を開発中 帯畜大の佐藤准教授

帯広畜産大の佐藤禎稔(ただとし)准教授(51)が、レーザー光線を使って作物の位置を読み取り、除草機を自動制御する装置の開発に取り組んでいる。トラクターを使った除草作業に伴う作物の損傷を防ぐ狙い。本年度中の完成を目指しており、佐藤准教授は「作業経験がない農家でも簡単に除草できるようになる」と話している。  装置は二十センチ四方の箱形で、トラクター後部に接続する除草機に搭載。装置内部のレーザー式センサーで作物の高さや位置を読み取り、除草機が自動的に作物を避けて左右に動き、雑草だけを刈り取る仕組みだ。豆類やビート、バレイショ畑で使用できるという。  佐藤准教授によると、トラクターによる除草作業では、多くの農家が目視のみで作物の位置を確認しているため、後方確認などの際にハンドル操作を誤り、作物を傷つけてしまうことが多い。また、トラクターが傾く傾斜地では高度な運転技術が求められるという。  この装置を使えば、除草作業に不慣れな農家でも作物の損傷を防ぎ、効率よく除草することができる。また、土表面に液体でつけた印も認識できるため種まきにも使えるという。  完成後は大型農機具の開発を得意とする海外のメーカーに売り込む考え。  佐藤准教授は「農地の拡大が続けば、将来はトラクターの速度を上げなければ作業が間に合わなくなる。正確に除草できる装置がより求められるだろう」と話している。(北海道新聞 引用)

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