2007年9月12日水曜日

社会人野球「岩見沢鹿島倶楽部」 初の国体「勝ち進む」

【岩見沢】市内の社会人軟式野球クラブチーム「岩見沢鹿島倶楽部」が、二十九日に秋田県で開幕する秋田わか杉国体に向け練習に励んでいる。八月中旬の道予選(釧路市など)で初優勝し勝ち取った念願の全国切符。「純粋なクラブチームでもここまでできることを見せたい」と張り切っている。  同倶楽部は一九七三年に市内の電器店経営者がつくったチームが前身。名前の「鹿島」は二代前の監督の名字にちなんだもので、現在は監督、選手を合わせ十四人。選手の平均年齢は二十九歳。  普段はそれぞれの仕事があるため、週二、三回の練習に全員が集まれることは少ない。多くの強豪チームと違い、企業の援助はなく活動費はすべて選手負担。高校時代に甲子園を経験したような野球エリートも皆無と、まさに草の根で頑張るクラブチームだ。  それでも二年前は国体道予選で準優勝。今回も道内強豪を次々倒し、軟式野球一般Bで全国初出場を決めた。高間聡監督(49)は「選手個々の力量は他チームに劣るが、団結力は負けない。いい意味で野球バカばかりです」と強さの理由を語る。  かつては南空知大会どまりだったが、三年前に高間監督が就任し、出入りの激しかったメンバーがほぼ固定。送りバントやトスバッティングといった基本的な練習を積み重ね、勝利に向け団結するようになった。  「勝つためにどうすればいいかをそれぞれが考えてまとまる、うちらしい野球で勝ち上がれるところまでいきたい」。強豪ぞろいの国体に向けて、捕手の太田有二主将(32)は「草の根パワー」の全開を目指している。(北海道新聞 引用)

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