2007年9月21日金曜日

浦河向陽園 本格的にサケ捕獲 河川を浄化、収入源にも

【浦河】町内絵笛の知的障害者更生施設「浦河向陽園」(菅原克一施設長)が今年から、サケの捕獲を元浦川で本格的に始めた。河川浄化を目的に日高管内さけ・ます増殖事業協会の委託を受けて開始した昨年は週一回程度だったが、今年からサケ釣りが禁止になったため、ほぼ毎日実施している。捕獲したサケは加工販売し、益金は同園の運営費に充てる計画だ。  町内西部の元浦川には毎年、サケが遡上(そじょう)する。日高中央漁協や町でつくる元浦川活性化委員会は、河川の有効利用調査として一九九七年から、川釣りを有料で認めてきた。しかし近年、違反行為の引っかけ釣りや、ごみ捨てなどマナーが悪化。監視コストもかかることから、釣りを禁止した。  ただ、遡上で力尽きたサケを放置すると、腐敗による水質汚染やサケ目当てのキツネ、野犬などの出没を招きかねない。このため、道の特別採捕許可を得ている日高管内さけ・ます増殖事業協会の委託を受けた向陽園は今年、九月一日からほぼ毎日漁を行っている。  三十一日までの期間中、元浦川の頭首工と荻伏橋の下流で、職員らが引き網と刺し網で捕獲。捕ったサケは毎回、同協会に数を報告し、同園でとば用に加工、筋子などは仲買を通して販売し、総額約百万円の利益を見込んでいる。  菅原施設長は「協会や道の配慮のおかげ。貴重な収入源になる」と感謝。漁が終わった後は、河川の清掃も行う予定だ。(北海道新聞 引用)

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