2007年9月30日日曜日
亡き師をしのび仏像彫刻展 札幌
札幌などの仏像彫刻愛好家らによる作品展「一人一仏展」が、札幌市中央区大通西一三の同市資料館で開かれている。主催団体の「一人一仏の会」を二十三年前に立ち上げた、北広島市の仏師林瑞朋(ずいほう)さんが今年七月、五十二歳で急死したため、今年は期せずして林さんの遺作展を兼ねることになった。 同会は市内の文化教室講師だった林さんが「一人一人の心の中に宿る仏を彫ろう」と一九八四年に設立し、約五十人のメンバーが毎年一回作品展を開いてきた。 林さんは七月、仏像制作中にくも膜下出血で倒れ、帰らぬ人となった。教え子の一人で同会代表となった対馬忠男さん(72)は「いつも静かに笑みをたたえていた人。『心を込めて彫りなさい』が口癖でした」と振り返る。 作品展の会場には、メンバーの彫った約六十体の観音像や如来像が並ぶ中、林さんの遺作となった金剛力士像や大黒天像など四点を展示している。対馬さんは「今も師匠がひょっこり現れそうな気がするが、それはかなわぬ望み。来年以降も作品展は続けたい」と語る。入場無料。三十日まで。(北海道新聞 引用)
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