2007年11月20日火曜日
融雪費節約へ新ヒーティング 無駄な運転センサーで予防 電気式
融雪機器道内大手のヒルコ(札幌、宮本博史社長)は、一戸建て住宅向けの省エネ型ロードヒーティングシステムを開発した。独自の降雪センサーで電気式融雪機本体を効率的に制御して消費電力量を5割削減、灯油ボイラー式に比べて運転コストを最大で約6割削減することに成功した。 従来の降雪センサーは、雪を溶かしきるためにボイラーを一時間程度余計に運転させる(遅延運転)設定になっている。このため、暖かい日中に雪が降った場合などはボイラーを無駄に運転させる結果を招いていた。 新開発した降雪センサーは、路面温度が高いほど遅延運転時間を短くする電算プログラムを組み込んだ。従来の遅延運転の無駄をなくすことで、融雪に必要なエネルギーを10-15%削減した。 本体のボイラーには灯油式と比べて熱効率が最大で三倍高い電気式ヒートポンプを採用。ヒートポンプと降雪センサーの組み合わせで、運転コストを灯油式よりも設置面積三十平方メートルで39・1%、同二十平方メートルで62・7%削減できる。 今冬は、既に灯油式ロードヒーティングを設置している道内と東北の家庭向けに一式四十五万円でモニター販売して買い替え需要を掘り起こす。センサーの精度をさらに高め、来冬は七十万-九十万円で本格投入する。 二○一一年度までの五年間で二千六百台の販売を計画。センサーは灯油式ロードヒーティングに設置することも可能で、八万円で別売りもする。問い合わせはヒルコ(電)011・871・5511へ。
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