2008年1月29日火曜日

原爆症認定「必ず全員勝訴」 札幌訴訟、原告らが結審前に集会

国に原爆症の認定を求めて一九九九年に札幌地裁に訴えを起こした道内被爆者を支援する集会「北の被爆者も勝つ!」が二十六日、札幌市北区の札幌エルプラザで開かれた。原告や支援者らは八年間以上に及ぶ長い闘いを振り返り、「必ず全員勝訴を」と決意を新たにした。
 北海道原爆訴訟支援連絡会の主催。原爆症認定集団訴訟は全国十五地裁・六高裁で約三百人が争っており、札幌訴訟は、原告団九人のうち七人が二十八日の口頭弁論で結審する見通しだ。
 集会では、平和を祈る歌「原爆を許すまじ」を合唱した後、田中熙巳・日本原水爆被害者団体協議会事務局長らが講演。田中氏は「訴訟を通じ、国の核政策を転換させる世論につなげたい」と強調した。
 最後に結審を待つ原告の一人、札幌市内の安井晃一さん(83)が「二度と被爆者を出さないため、われわれは必ず勝たねばならない」と訴え、集まった支援者ら約百三十人が大きな拍手を送った。

2008年1月25日金曜日

「若手を鍛える」 梨田監督 春季キャンプテーマ

若手に宣戦布告! 梨田監督は札幌の球団事務所で春季キャンプの練習プランを披露。テーマは控え選手の底上げ。その後、層雲峡でトークショーと忙しい1日だった。  ヒルマン体制では全体練習時間が短いのが特徴だった。梨田監督も「大きく変える必要はない。(練習時間の長い中日の)落合は特殊だから」と大きく延長するつもりはない。しかし「競争意識を高めたいね」とニヤリ。これはという若手には猛練習を課す。  指揮官の口からは陽、稲田、小谷野、金子洋、工藤らの名前が挙がる。「レギュラーを追い越すぐらいの選手にしたい。彼らに時間を多めに割くことはある」。キャンプ初日からダンディーな仮面を脱ぎ捨てる。  一方、約120人の宿泊客に向けたトークショーでは得意のだじゃれや、現役時代のこんにゃく打法の秘話を披露。終始ご機嫌で、最後は宿泊客の一人ひとりとハイタッチした。

2008年1月18日金曜日

平野、石川組4回戦へ 全日本卓球 14歳石川成長目立つ

卓球の全日本選手権第2日は16日、東京体育館でダブルス3種目を行い、女子ダブルス3回戦では平野早矢香(ミキハウス)石川佳純(ミキハウスJSC)組、福原愛(ANA)、照井萌美(早大)組が4回戦に勝ち上がった。混合ダブルスで2大会連続3度目の優勝を狙う坂本竜介(協和発酵)福原組がベスト8に進出した。男子ダブルスでは中学1年生ペアの町飛鳥、丹羽孝希組(青森・青森山田中)が4回戦に進んだ。
 北海道関係では、女子ダブルスの荻原直子、荻原史(JR北海道)組が4回戦に進出。混合ダブルスの荻原典和、荻原史(同)組は4回戦でフルゲームのすえ敗れ、8強入りを逃した。
 また、ジュニアでは昨年4月に青森山田中へ進学した丹羽孝希(苫小牧・緑小出)、吉田雅己(札幌・手稲北小出)が、そろって4回戦に駒を進めた。

2008年1月13日日曜日

札幌・百合が原公園 大輪「皇帝」、厳冬に咲く コダチダリアが見ごろ

厳しい寒さが続く中、札幌市北区の百合が原公園の「百合が原緑のセンター」温室でコダチダリアの大輪が見ごろを迎えた。今月末まで楽しめるという。
 コダチダリアは、メキシコ原産で茎が木の幹のように太く、高さも四メートルほどになる。淡い紫やピンクの花は直径が十センチもあり、「皇帝ダリア」「帝王ダリア」とも呼ばれている。
 同公園では、昨年は開花する前に温度が足りず枯れてしまったため、二年ぶりの開花。三株から三十ほどの大輪が花開き、真冬の温室を華やかに彩っている。
 訪れた人たちは、「こんなに大きいダリアは初めて見た」と興味深そうに観賞している。温室の入館料は高校生以上百三十円、六十五歳以上、中学生以下無料。

2008年1月9日水曜日

市電沿線再発見しよう 札幌でフォトラリー 10施設対象、抽選で景品も

札幌の路面電車(市電)沿線の連合町内会や商店街振興組合などでつくる「市電の会」(吉中新太郎会長)は、あらかじめ指定した建築物などを撮影して回る「市電沿線歴史再発見フォトラリー」を実施している。
 市民や観光客に、市電沿線の歴史や魅力を再発見してもらおうと、同会が初めて企画した。
 沿線の近くにある市資料館(中央区大通西一三)や、札幌南高の「六華(りっか)の門」(同南一八西六)といった歴史的な建築物など十施設を、ラリーポイントとして指定。参加者は市電に乗ってポイントを巡り、写真を撮影する。
 撮影した写真と乗車券などを、同会事務局の中央区役所地域振興課に送付するか、持参する。抽選で、「ぶらり賞」(三施設以上撮影)として二十五人に道産小麦100%のラーメンの詰め合わせ「おまち道産ラーメン」(二千円相当)、「まちあるき賞」(全十施設撮影)として十五人に二千円分のクオカードをプレゼントする。
 同会は「子どもたちは冬休みの自由研究のテーマ、大人には観光名所巡りとして、気軽に参加してほしい」と話している。実施期間は二月二十九日まで。
 撮影場所などを説明した冊子は、市交通案内センター(地下鉄大通駅)や中央区役所、市電の車両内などで配布している。問い合わせは同区役所地域振興課(電)011・231・2400内線219、253へ

2008年1月5日土曜日

民間交番にNOVA元講師 外国人客でにぎわうニセコ

パウダースノーで外国人スキー客にも人気が高い北海道倶知安町のニセコひらふに、地元観光協会などが民間交番「安全センター」を新設した。経営破たんした英会話学校NOVAの元講師も駐在し、日本の事情に不慣れな外国人客の助っ人役にもなっている。
 この地域はここ数年、オーストラリアや香港などからの観光客が急増。民間交番はスキーシーズンの開始に合わせ、昨年11月下旬に開設した。英国出身のデビッド・ハートさん(30)と2人の日本人スタッフが遺失物の相談に乗ったり、不慣れな観光客にバスの乗り方などを助言している。
 2002年、NOVA講師として来日したハートさんは、札幌や横浜で教えてきたが、07年10月、同社破たんに伴い日本人の妻の両親がいる倶知安町に。知人の紹介で同交番勤務となった。

2008年1月1日火曜日

広告背にポスト巡回 北海道郵便逓送 集配トラック元日から

道内で郵便物の集配を行う北海道郵便逓送(札幌)が来年一月一日から、郵便物を集める軽トラックに企業広告を掲載した「車両広告付き集配車」を札幌市内で運行する。赤色の集配車は目に付きやすく、同社は「新しい広告媒体になるのでは」と話している。
 郵便集配車への広告掲載は、仙台市や横浜市などで行われているが、道内では初めて。広告は縦百二十センチ、横百八十センチの大きさで、特殊なシートに印刷して、車体の両側面に張る。
 広告の第一号は「サッポロビール」。札幌市東区のサッポロビール開拓使館の外観シルエットなどデザインした広告を二台の集配車に張った。同市東区の一部と、中央区を一月から三カ月間走行する。
 軽トラック五台に一カ月間張った場合、広告料と施工作費など料金は税別で約七十五万円(デザイン費は別途)。当面、広告を掲載できるのは札幌だけだが、道郵便逓送は「道内企業の広告を掲載して、地域密着を目指したい」と、需要をにらみながらエリアを広げてゆく考えだ。